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成長成長って、気がついたら成長してるものじゃないの?

会社辞めたい

みなさん、今日も成長してますかー!?

成長するって楽しいですよね!?

今までできなかったことができるようになったり!

初めての仕事を最後までやり遂げることができたり!

あー今日も成長したなー!

明日はもっと成長できるようにがんばろーっと!

お仕事ってチョー楽しい!!

・・

・・・

はい、巷ではそんな人物像が理想みたいに言われてますよね。

たしかに成長することは良いことです。

しかしこれが100%正しいか?と聞かれるとそうでもないのでは?と最近思い始めてきたので、そんなお話をしようかと思います。

成長を目指すことが正しいという風潮

あちらこちらで成長成長って言われすぎていて、もう一般常識と化してしまったようにも思えるこの言葉。

そもそも何のために成長する必要があるんでしょうか?

自らの人生を豊かにするため?

それともより高度なレベルでのお仕事ができるようになるため?

それともより会社に貢献できるようになるため?

きっと人によって様々だと思いますし、立派な目的を持っている人もたくさんいるのでしょう。

しかし中にはこんな人もいますよね?

「成長するのは人として当たり前のこと。成長したくないなんて人はどうかしてる」

はい、こういうことを言われると、本当に何言ってんだこいつ?って思っちゃいます。

成長しなかったら人生終わっちゃうんですかね?

まあ多分こんなことを言う人は本当にそう思ってるのかもしれませんが。

まずこの意見の何が気になるって、何のために成長したいのかがよくわからないところなんですよね。

目的もなく、とりあえず成長したい。

これほんっっっっっとうに気持ち悪いです。

あとこれに付随してさらによくあるのが、会社の求人とかで「成長したい人歓迎!」みたいな文言。

どんな風に成長しやすい職場なのかがまったくわからない。

もう「成長は個人で勝手にしてもらって、でも成長した分はちゃんと会社に貢献してね☆」っていう意図が見え見えでそれもまた気持ち悪い。

成長って言葉を使うだけでなんか正しいことしてる感が出るっていうのがもう気持ち悪い。

きっとそういう人って、もう成長自体が目的になっているのではないかと思います。

どう成長したいのかはわからないけど、うっかり何かしら成長できたらラッキーみたいな。

ちゃんとした目的を持って、こんな風に成長したいというその後の姿を明確に持っているのであれば良いのですが、そうじゃない人は一旦立ち止まってどんな風に成長したいのか一度考えてみるのはどうでしょうか?

成長を意識することは、今の自分を否定するということ

はい、ここからが本題w

じゃあ目的がしっかりしている成長ならOKなのでしょうか?

僕は必ずしもそうとは思いません。

新卒入社1年目の研修なんかでこんなことを言われた人はいませんか?

「1年目はとにかく成長することが大事。自分の成長ポイントを見つけて自ら成長できるようになりましょう!」

正直僕からしてみたらこんなこと言われても「はぁ〜ん」って感じです。

そんなことより仕事教えてクレメンス(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎ って感じ。

だってできることが増えたら、それも成長でしょ?
どんどん仕事覚えていった方が良くない?

そして、そういう場合は大抵どこがまだ成長できていないかを自分で挙げなければなりません。

別に大して必要を感じていない成長のために、自分の欠点を探して何が楽しいんでしょう?

むしろつらくなるだけじゃないっすか?

そんな風に成長ポイント探し(と言う名の粗探し)を続けていると、逆にどんどん自分に自信を無くしていき、仕事を覚えるモチベーションも、新しいことに挑戦するモチベーションも、何もかもを無くしてしまう可能性だってあります。

つまり成長を考えることは、同時に今の自分を否定することにも繋がるわけです。

いちいち成長することを気にして仕事してたら、無駄に気疲れして、酷くなるとその気疲れが仕事の質にも影響して、結局うまくやり遂げられなくなり、あんまり成長できなかった、なんてことにもなりかねません。

それって超デメリットじゃん!

そもそも成長を意識しなくても、人は成長するもの

そもそも人って、何も意識しなくても成長してますよね?

だってまだ小さくて生意気な小5のガキが、10年もしたら成人式であんなに大暴れするくらいになるんですよ!
※いやたしかに体は成長してるけどそれは成長とは言わねえよ、というツッコミは受け付けておりません。

僕が言いたいのは「成長することを意識する」というよりは「目の前の課題をクリアすることに専念」してれば、成長は後から付いてきますよ、ということです。

何かのプロジェクトに一生懸命に取り組んで、それを達成できたとき、何かしら得るものはありますよね?

これができるようになった」かもしれませんし「あのやり方は失敗だったから次回からはこうしよう」も立派な成長です。

極端な話、ニートしてても「このままでいいのかな?」とか「何か始めよう」とか考える時点で、それも成長だと思います。

要は何かに取り組んでいるときって、もうその時点で成長している最中なので、外野がとやかく言うのはやめましょうw

成長したければワクワクすることを見つけよう!

とは言っても、成長できているかどうか不安になることもありますよね?

そんなときは自分がワクワクして熱中できることを見つけましょう。

それは何も趣味や遊びだけじゃありません。

仕事の中にも楽しそうな仕事ってありませんか?

そんな仕事を積極的に見つけましょう。(←これいくら探しても見つからないという人は早めに転職を考えてみるのはどうでしょう…?)

楽しいことをやっているときって、いろいろ考えて創意工夫をしようとするんですよね。
それって正に成長している真っ最中なのでそれをどんどん続けていきましょう。

そして、もしそれに飽きてきたら、新しいことやちょっと背伸びすることで興味のあることに手を出せばいいんです。

大小はありますが、人って案外簡単に成長できるものです。

まとめ

つまり何が言いたいかというと

わざわざ成長するということにがんじがらめにならなくたって、あなたはちゃんと成長できてますから!

ということで、成長することを考える暇があったら目の前の仕事をいかに上手くこなすかを考えましょうって話でした。

おわりっ。

なぜ、脱成長なのか: 分断・格差・気候変動を乗り越える
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