WordPressで記事を書くとき、みなさんはどのようにして書いていますか?
ビジュアルエディターで実際の見た目とほぼ同じように書いている、という方も多いのではないでしょうか?
しかし!
ビジュアルエディターで書くと感覚的に書けて便利な半面、僕みたいなエンジニア脳な人からしてみたらゴミがたくさん入ってしまって(spanタグの入れ子ができたりとか)、正直それがめちゃくちゃ気持ち悪い!
かと言ってテキストエディターで書くと、いちいちHTMLタグを書かないといけないので、それはそれでまた面倒くさい!w
ということで、WordPressでMarkdown記法が使えたら便利だなぁと思い、探してみたらありました!
Markdownが使えるようになるプラグイン「JP Markdown」
JP Markdown とは
名前の通りWordPressでMarkdown記法が使えるようになるプラグインです。
機能は本当にそれだけです。
とってもシンプル! シンプル is ザ ベスト!
このプラグインはかの有名な「Jetpack」からMarkdown機能のみを抜き出したものらしいです。
「Jetpack」っていろんなことができる反面、できることが多すぎて逆にちょっと使いづらいんですよね……
なので、この “機能の一部を抜き出したプラグイン” というのはとてもありがたいです。
そもそもMarkdownって何さ?
そもそもMarkdownを知らないという方も多いんじゃないでしょうか?
かくいう僕もちょっと前までは「まーくだうん? マークアップの逆バージョンかな?」ってな感じであまり詳しくは知りませんでした(笑)
wikiによると
Markdown(マークダウン)は、文書を記述するための軽量マークアップ言語のひとつである。本来はプレーンテキスト形式で手軽に書いた文書からHTMLを生成するために開発されたものである。
だそうです。
要はいちいちテキストをHTMLタグで囲ったりしなくても、特定の記号文字とかを入れるだけであっという間にHTML文書ができてしまうという画期的な方法なのです。
例えば以下のように書くことができます。
# WordPressでMarkdown記法が使えるプラグイン「JP Markdown」 ## JP Markdown とは * WordPressでMarkdown記法が使えるようになるプラグイン * 有名な「[Jetpack](https://ja.wordpress.org/plugins/jetpack/)」からMarkdown機能のみを抜き出したもの
初めて見ると、いろんな記号が混じっていてよくわからなくなっているかもしれませんが、これが以下のようなHTML文書になります。
<h1>WordPressでMarkdown記法が使えるプラグイン「JP Markdown」</h1> <h2>JP Markdown とは</h2> <ul> <li>WordPressでMarkdown記法が使えるようになるプラグイン</li> <li>有名な「<a href="https://ja.wordpress.org/plugins/jetpack/">Jetpack</a>」からMarkdown機能のみを抜き出したもの</li> </ul>
見出しなら「#」を頭に付けるだけ、リストなら「*」を頭に付けるだけで簡単にHTML文書ができてしまいます。
ね? 簡単でしょ?
ちなみに、githubでよく見るREADMEもこのMarkdownでみんな書いていますよね。
Markdownは他にもtableやstrongなど基本的なHTMLタグは書くことができますので、詳しい記述方法はこちらなどを参考にしてみてください。
Markdownでできないこと
とっても便利なMarkdownですが、出来ないこともあります。
インラインでのスタイルの指定
WordPressで記事を書いていると、スタイル属性でフォントサイズやテキストカラーを変えることがよくあると思うんですが、そういうのはできません。
もしこれをやるならテキストエディターのクイックタグをカスタマイズして、オリジナルのボタンを用意するのがベターでしょう。
リンクのtarget属性が指定できない
リンクのtarget属性を_blankにして、別タブで開かせたいという場合はよくあると思いますが、Markdownではこれができません。
もし実現したい場合は、上記と同じようにクイックタグで挿入するのが良さそうです。
まとめ
つい数記事前からこのプラグインを導入していますが、結構快適に記事が書けています。
痒いところまでは手の届かないMarkdown記法ですが、これを導入するだけで執筆効率は格段に上がりそうです。
Markdownを導入したからと言ってHTMLの記述が使えなくなるわけではない(←ここ重要!)ので、Markdown記法では書けないところはHTMLタグを併用するなどでうまく使っていきましょう。
またgithubなどいくつかのサービスでも標準で対応していたりしますので、一度覚えておいて損はないんじゃないでしょうか。
おわりっ。
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